7/5 日本アンチエイジング歯科学会(JSDA)主催の「歯科医科連携セミナー」に行ってきました。

いつもは「医科歯科連携」というネーミングが多いのに、今日の講座は逆です。それは受講者がほぼ歯科医だから。

案内状のタイトルも【認知症医療に期待される 歯科医療従事者の貢献】でした。

登壇された河野和彦先生(医学博士)は長谷川式に替わるコウノメソッドを開発した認知症専門医で、歯科医への強い期待が窺える講演でした。

現在、日本の認知症患者は584万人。その前駆症状である軽度認知障害(MCI)者が613万人。軽く1000万人を超えています(厚生労働省HPより)。河野先生はこのMCIの段階で早期治療が叶えば、それだけ患者さんや家族の負担が軽くなり、その症状をいち早く見抜けるのが歯科医だと仰います。なぜなら患者さんと直に接し、会話を交わす機会があり、定期的な診断をおこなうことによって、もの忘れなど患者さんの変化にいの一番に気づく立場にあるのが歯科医というわけです。

歯科クリニックが「歯を治す場所」から「認知症の早期発見の場」へ。認知症に限らず、歯周病が全身疾患の入り口であることはここ数年、言われ続けており、このアプローチは日本の超高齢化社会にとって確かに有望だと感じました。