日本臨床栄養学会総会に行ってきました
9月26〜27日にわたって開かれた日本臨床栄養学会総会に行ってきました。
抗加齢学の医学的知見を臨床栄養の治療として生かすだけでなく、高齢者の家庭までもきちんとリアルに浸透させようとの主旨で発足した、この学会。今回も理事長の久保明先生の講演を聞きに神戸国際会場へ。
昨年、鹿児島の城山でお会いした財団法人・湖山医療福祉グループの湖山泰成代表によるランチョンセミナーも楽しみです。
私も両親をおよそ10年看た経験から、サルコペニアが最大の関心事。今回、興味深かったのは筋肉量と筋力が必ずしも比例しないことや、ここ数年注目を集めてきたビタミンDの積極的摂取にさほど有意差が見られないというデータ開示でした。
この学会の特徴は医学部教授や医学博士だけが登壇するのではなく、管理栄養士や理学療法士が研究発表するところ。病院食でなく、老人保健施設で給食メニューの開発をおこなう栄養士や、生涯スポーツを研究しているトレーナーの論文発表は、他の医学会総会ではあまり目にしません。若い方たちが熱心に討論する様子を見て、むしろこちらがパワーをもらった学会でした。

